ストレッチを使い分けましょう!

ストレッチに種類があることを知っていますか?
実はストレッチにはいくつか方法があり、使い分けることができます!
ざっくりとですが紹介したいと思います。
「スタティックストレッチ」
・ゆっくりと行ない最終姿勢を保つ方法で比較的一般的に行われているストレッチ
・反動をつけずに最終姿勢を15秒~30秒保つ
15秒以下だと効果がとても少なく、30秒以上は効果にあまり差がありません(最終姿勢を保持した場合です)
・最終姿勢はしっかりと伸ばされていて痛いけど我慢できる範囲
・スポーツの開始直前は副交感神経が優位になってしまうので、パフォーマンスに悪影響えを与えることがあります。
直前はさけ30分くらい前にしましょう。
「ダイナミックストレッチ」
・反動は使わずに身体の可動域を有効につかいおこなう(ブラジル体操みたな感じです)
・体温を上げ、血流量も上がるのでスポーツ前のアップにむいている
・肩こりなどの予防にも効果的
「バリスティックストレッチ」
・反動を使い筋肉をぎゅっぎゅっと伸ばす(アキレス腱伸ばしでよくやる人がいます)
・柔軟性の向上には向いていない
・このストレッチで怪我をすることがある
・瞬発的な運動をする前に行なうとパフォーマンスが上がったり、怪我の予防になる
*柔軟をするときにこの方法を使ってやってしまう人をけっこう多くみますので注意が必要です!
「PNFストレッチ」
・瞬縮ー弛緩ーストレッチのサイクルで行うもので基本的にはパートナーと行なうものです。
・柔軟性を向上させる効果がもっとも高い
・パートナーに技術が必要
・自分で行なうのは難しいので、トレーナーや専門店に行くとよいです。
少し整理します
運動前のストレッチ
「ダイナミックストレッチ」で身体を温めてから「スタティックストレッチ」ここまでを30分前にやっておくとよいです。
そして運動直前に「バリスティックストレッチ」
時間がしっかりととれないのであれば「ダイナミックストレッチ」くらいはやりたいですね。
運動後のストレッチ
「スタティックストレッチ」をしっかり行ないましょう。
普段のストレッチ
「ダイナミックストレッチ」は朝や仕事の合間など
「スタティックストレッチ」寝る前に。
ストレッチは適切に行なわないとうまく効果をだせないばかりか、大げさに言えば怪我をすることもあります。
適切な方法でこまめに行なってくださいね!
榎坂